見積もりの内容について③

今回は、土間コン打設工事について。私の工房の広さは、15平米程度。大きなオーブンが入るため、コンクリートで床を固め、シートをひくような方向性で固まっていました。配管をコンクリートに埋めることで、綺麗な部屋になるため、高さ20cmコンクリートで固めるというのです。何度もパン屋を手がけている大工さんは強く言います。それが一番いいです、と。なので私もそれを信じるしかないのですが、私には父がいるのです✨笑
床下を調べて方向性を
まず、物件がちょっと特殊で、土間が手前の部屋に比べ、70センチも高い状態でした。3段の階段を上ることで、そのフロア(工房となる部屋)に入ることになるのですが、
床がどうなっているかで、下地をどうするかが決まります。
現場調査のタイミングで大工さんが、丸ノコで30センチ正方形くらいの穴を開け覗いてみると、下はガレキのようなものがゴロゴロ。
これは、「基礎」ですね。と大工さん。
基礎といってもいろいろあるのですが、、とにかく素人には詳しく話そうとしない人もいるので、突っ込んで聞くことが必要なことも多いにあります。
もう一人の設備屋さんは、「捨てコンのような気もしますね」と言われます。
捨てコンとは、コンクリートを流す際、余ったコンクリート液は現場で使い切らないといけないため、床に流しきったり、固めて割ってガレキにして、本当は産廃で捨てるべきなのですが、お金がかかるので床に入れて閉じてしまったりします。
これで産廃料をオーナーから貰ってたとしたらさらに酷い話なのですが(–_–)
なんとそんな産廃残しの物件に当たってしまいました。。
とりあえず、上から床を覗くとそんな感じで、結論当初と変わらず土間を解体してコンクリートで固める、といった方向で決まりました。
で、出た見積もりは
まず生コンクリートを流す前に、鉄筋グリップアンカーを打つ、という作業が入ります。コンクリートの強度を上げるためです。こちらが60000円。
つぎに生コンクリートの値段が、1m3、24000円、それが3m3で86400円。
次に打設工事代一式として25万。これにはポンプ車に配管などの費用も入っています。
搬入経費、諸経費一式で65000円。
トータル461400円、まぁ約50万っていうところです。
コンクリートを床に流すって、、結構大変そうだし、費用もかかりそう。
こんなもんだろう、と思ったところがどっこい!
父は、震えるように笑っておりました。
まず、15平米の面積で道路も開けているのにポンプ車なんて、大阪では聞いたことがない。とのこと。
床の強度は、確かにあればあったでいいのですが、私としては、オーブンの下だけ強ければいいのですが、、という感じでした。
生コンクリートというと、かなり安く1m3、だいたい5000円くらい。ポンプ車という車は指定の量で6万〜7万くらいが相場で、これは大阪も東京もほとんど変わらないそうです。25万円の内訳としては、ポンプ車と、職人の日当が3人分入ったとして一人60000円!みてようやく25万になります。いい商売だな(^◇^;)利益ノリノリです♪
15平米だと、大阪では左官職人やネコ師という手でモルタル材を伸ばす職人が手作業で、1日もあればあっという間にできてしまう作業のようです。
生コン車でなくとも、材料運ぶ手間はありますが、ミキサーという混ぜる機械で、大変かもしれないけど現場で作る方法だって、あるんです。父に聞きました。
業者がポンプ車にしたい理由としては、利益が乗せやすいこと、あとポンプで一気に流してならすので、手間がかからず、早く終わるので、工事日程を早く済ませたい時とか、道にポンプ車を駐め続けるため、クレームにならないよう早く済ませたいというのもあるようです。私は安い方法が他にあるなら、たくさん検討したいと思うのです。。
1m3とは、イチリューベ、もしくはイチリュウベェと呼ぶのですが、1立方メートルの面積を指す業界の言葉です。見積もりでは3.6m3の量が必要だと出ています。
前の人が残していった床下のガラの料が多ければ、こちらの産廃料も増えてきます。
ここは運が悪かった、というところでしょうか。。