国産小麦を保管するサイロ見学をしてきました。

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小麦サイロの見学レポート

今回はアグリシステム道央支店にある小麦を保管するサイロを見学してきました。
収穫前の時期だったため、運よくサイロの中にも入ることができました。このサイロは最大で1棟あたり1500トンの小麦を保管できるそうです。

サイロの内部環境

夏場でもサイロの内部は比較的涼しく、温度は15度以下に保たれています。
しかし、最も暑い時期にはこれ以上に温度が上がることもあるようです。
内部の空気は暑く感じますが、小麦自体が保冷剤の役割を果たしているため、全体的な温度は抑えられています。

サイロの仕組み

サイロの床にはスクリューが設置されており、小麦を中央に寄せて中央の穴から外に出す仕組みになっています。
小麦がサイロに自然に落下するため、サイロ内は砂山のように真ん中が高くなります。
現在、見学時はサイロが空の状態だったので下の扉から入れましたが、小麦がいっぱいの時はハシゴで上部の丸い穴から出入りします。

小麦の移動と出荷

小麦を出す際には、蓋を開けると穴が開いて砂時計のようにスーッと落ちていきます。
床にはスクリューが入っており、小麦を外側に向かって運びます。
外側には工場に続くラインがあり、そこから工場や出荷用のタンクに小麦を移します。

最後の取り出し作業

小麦は自然落下でほぼすべて流れ出ますが、最後の部分は人力で取り出す必要があります。
中央の部分を見えるまで開けたら、残りの小麦をスクリューでかき寄せていきます。
これを繰り返すことで、サイロ内部はかなりきれいに小麦が取り出されます。

サイロの内部を見学することで、小麦の保管と取り出しの仕組みについて詳しく知ることができました。
これからも農業の現場を見学し、その魅力を伝えていきたいと思います。

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