ブリオッシュ生地の代わりに!卵を使わないひとぱん工房の新メニュー

hitopan

この4月から、また原材料費の値上がり告知がきまして、あらゆるものの値段がさらに上がりました。
スーパーで卵が売り切れになっているのを見かけたり、購入制限がかかっているのをご存知の方もいらっしゃると思います。原因としては、鳥インフルエンザの影響や、輸入飼料の高騰のようです。
ひとぱん工房でも、卵の仕入れ値段が上がっていて、正直、値段を維持することが難しくなってきました。
そこで、原材料費高騰に対して、2つの打開策を考えました。

ひとぱん工房の新しいメニュー

1つ目は、「パンの販売価格を上げてでも今と同じ商品作り続ける」方法。
2つ目は、「値上がりした食材をできる限り使わず、値上がりしにくい食材を選んでパンを焼いて販売する」方法です。
ひとぱん工房は、お客様に安定して美味しいパンをお届けできるよう、2つ目の方法を取ることにしました。

例えば、卵はパンの中でもブリオッシュ生地でたくさん使っています。
ブリオッシュ生地は卵、バター、牛乳をたっぷり使った生地で、口溶けが良く、とてもリッチな菓子パンとなります。
しかし、前述の通り卵不足の影響で、ブリオッシュ生地の価格維持が困難になってきました。

そこで、泣く泣くではありますが、ブリオッシュ生地を当面の間、生産中止することに決めました。
ブリオッシュ生地の代わりに、卵を使わない口溶けの良い生地であんぱんや菓子ぱんを作る予定です。
バターの価格は比較的安定しているので、バターをたっぷり使ったフワフワの生地に切り替えようと思っています。

ブリオッシュ生地は当面の間中止します

卵の値段が上がり続けると、あんぱん1個が300円、400円といった価格帯になってしまいます。
それでも食べたい、と思われるお客様もいらっしゃるかとは思いますが、
ひとぱん工房の理念は、お客様に手頃な価格で美味しいパンを提供し続けることです。
そのため、今後はしばらく卵を使わない生地での商品開発に力を入れていきます。

卵高騰が落ち着いたら、ブリオッシュ生地も再開したいと思っています。
今は、お店を守ることも大事ですし、お客様がパンを思う存分楽しめるよう、お手頃な価格帯で美味しいパンを提供できるよう努力しています。
ひとぱん工房のあんぱんや他のパンが、お客様にとって日常の楽しみになってもらえることが、なによりの喜びです。

卵の値段がスーパーの販売価格と同じで、私たち販売業者ですら購入制限がかかっている状況です。
私たちの会社は小さいので、大量に卵を買う力がないこともありますが、価格としては、一般市場価格と同じです。
卵だけではありませんので、諸々を計算すると、利益を出すことは、極めて難しくなってきました。

ブリオッシュ生地をやめることは、苦渋の決断ですが、5月中頃から新しい生地に切り替える予定です。
以上、ご報告と連絡となります。
何卒、ご理解の程よろしくお願いいたします。
これからも、ひとぱん工房はお客様に愛されるパン屋さんであり続けるために、日々努力してまいります。

\ 国産小麦のパンを全国へ /

ひとぱん工房の冷凍便

オンラインショップでは、店舗でしか味わえなかった手作りパンを「冷凍」でお届けいたします。
冷凍だからこそ、風味を極力逃さずに遠方の方でも焼きたてのような味わいをそのままにお楽しみいただけます。
お好きな時にオーブンやトースターで温めれば、国産小麦が香るふんわり食感をお家で再現可能です。

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ひとぱん工房
ひとぱん工房
国産小麦100%のパン屋
国産小麦100%にこだわり、熊本と北海道から厳選した小麦を使用する「ひとぱん工房」は、毎週土曜と日曜日のみオープンする手作りパンのお店です。東京や大阪の有名店で10年以上修行を積んだ女性店長が、香り高い素材を引き立てるこだわりの製法で丁寧に焼き上げています。砂糖はミネラル豊富な鹿児島県産の粗糖、塩には沖縄県産のシママースを使用し、素材の旨みを最大限に引き出したパンをお届けします。小麦の豊かな風味とふんわりとした食感が特徴で、どれも素材本来の味わいを存分に感じられると思います。
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