韓国ソウルのパンカフェ「明洞洋菓(ミョンドンヤングァ)」へ!おしゃれ空間と美味しいパンに感動!日本との違いも発見?
こんにちは!「ひとぱん工房」の店長、ひとみです。
先日、家族と一緒に初めて韓国ソウルへ旅行に行ってきました!お店があるのでなかなか長期のお休みは取れないのですが、今回は月曜日から水曜日という短い期間で、弾丸ツアーを楽しんできました。
短い滞在でしたが、美味しいものをたくさん食べ、特に印象に残ったのがミョンドン(明洞)で見つけたおしゃれなパンカフェ「明洞洋菓(ミョンドンヤングァ)」です。素敵な空間で美味しいパンをいただけたのですが、開店時の様子など、日本とは違う文化に触れて驚きの連続でした!
今回のブログでは、初めての韓国旅行の様子や、「ミョンドンヤンバ」での体験、感じたことなどをレポートします。韓国のパン事情や、日本のパン屋さんとの違いなど、パン好きの方にも楽しんでいただける内容になっていると思いますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。
初めての韓国旅行!
しばらくYouTubeの更新が滞ってしまっていましたが、お元気でしたか?実は先日、お休みをいただいて初めて韓国へ旅行に行ってきました!
今回は、夫(ジャム兄)の両親が韓国に行きたいということで、私たちがアテンドする形で実現した旅行なんです。私たちのお店「ひとぱん工房」は土日がメインなので、仕込みなどの準備を考えると、なかなか連休を取るのが難しくて…。今回は月曜日から水曜日という、本当に短い期間を利用しての弾丸旅行でした。
私自身、韓国は初めて。「いつか行ってみたいな」と思っていたので、本当に良い機会をいただきました。短い時間だったので、行ける場所は限られていましたが、それでも美味しいものをたくさん食べて、異文化に触れて、とても刺激的な旅になりました。
韓国といえば、やっぱりグルメですよね!事前にいろいろ調べて、「これは絶対に食べたい!」と思っていたものを中心に、胃袋の限界に挑戦してきました(笑)。
特にカンジャンケジャン(生ワタリガニの醤油漬け)は絶品でした!新鮮なカニの甘みと、とろりとした食感がたまりません…。思い出すだけで、また食べたくなってしまいます。他にも美味しいものをたくさんいただいて、大満足で帰ってきました。

一番印象に残ったのは、おしゃれなパンカフェ「明洞洋菓(ミョンドンヤングァ)」
たくさんの美味しいものに出会った韓国旅行ですが、その中でも特に印象に残っているのが、ミョンドン(明洞)で見つけたパンカフェ「明洞洋菓(ミョンドンヤングァ)」さんです。
漢字で書くと「明洞洋菓」となるので、おそらく「明洞の洋菓子屋さん」という意味合いなのかな?と思います。
実は、旅行に行く少し前に、うちのスタッフの女の子も韓国旅行に行っていて、「韓国のパン屋さんは、すっごくオシャレですよ!」という情報を教えてくれていたんです。パン屋としては、やっぱり現地のパン事情は気になりますよね。「それはぜひ行ってみないと!」と思っていました。
ただ、短い滞在期間で、しかも朝早くホテルに戻らなければいけないという時間的な制約もあり…。なかなかパン屋さん巡りをする時間は取れませんでした。
そんな中、朝早くから開いているお店を探して、ようやく見つけたのがこの「ミョンドンヤンバ」さんだったんです。まさに消去法で見つけたお店だったのですが、これが大当たりでした!
お店の雰囲気は、スタッフの女の子が言っていた通り、本当にオシャレ! 外観も内装も、洗練されていて素敵なんです。写真も撮ってきたので、ぜひ見てみてくださいね。

お値段は、正直なところ、なかなか良いお値段でした(笑)。でも、それに見合うだけの価値がある、素敵な空間と美味しいパンが待っていましたよ。
驚きの開店風景!日本との文化の違いにびっくり!
「ミョンドンヤングァ」さんで一番驚いたのは、実はパンの味やお店の雰囲気よりも、開店時の様子だったんです。
私たちがお店の前に着いたのは、朝の8時オープン少し前、7時58分くらいだったと思います。日本のお店だったら、オープン直前は店内の電気が煌々とついていて、スタッフさんがバタバタと開店準備をしているのが普通です。パンを並べたり、レジの準備をしたり…。「もうすぐ開店だな」という活気が伝わってくるものです。
ところが、「ミョンドンヤングァ」さんは、オープン2分前なのに店内が真っ暗なんです!ガラス張りなので中の様子は見えるのですが、人影も全くない…。
「あれ?今日はお休みだったのかな?」
「もしかして、オープン時間、間違えちゃった?」
そんな不安が頭をよぎりました。でも、ガラス越しに見えるショーケースには、確かにパンがいくつか並んでいるんです。
「うーん、休みじゃなさそうだけど、開く気配もないし…どうしよう?」
私たちも夫の母親も、お店の前でただただ呆然と立ち尽くしていました。
すると、私たち以外にも開店を待っているらしいお客さんが現れて、勢いよくドアを開けようとしたんです。でも、ドアはガチャッ! と音を立てて開きません。鍵がかかっていたんですね。
そのお客さんも「あれ?」という顔をして、私たちの方を見ます。私たちも「えっ?」という感じで、ますます混乱(笑)。
まさにその時でした。
カチャリ。
突然、中から鍵を開ける音がして、お店の人が現れたんです!そして、パパパパーン!と一斉に店内の照明がつき、同時にBGMが流れ始めました。
まるで、舞台の幕が上がるような瞬間!笑
時計を見ると、ちょうど8時。もしくは8時1分くらい。本当にオープン時間ぴったりに、お店が「起動」した、という感じでした。
「わー!開いた!」と安心したのと同時に、そのあまりにも劇的な(?)開店の仕方に、私たちはあっけにとられてしまいました。
日本では考えられない光景ですよね。お客様を待たせることのないように、少し早めに準備を終えて、笑顔でお迎えするのが当たり前だと思っていましたから。
「やっぱり日本の文化と違ったよね
」
「今日やってないんじゃないかっていうくらい暗そうだったもんね
」
夫とも、そんな風に話していました。どちらが良いとか悪いとかではなく、単純に文化の違いが面白いなと感じた出来事でした。これも旅の醍醐味ですよね。
おしゃれな店内と、こだわりのパンたち
無事に開店した「ミョンドンヤンバ」さん。店内は1階がパンの販売と注文・会計カウンター、2階がカフェスペースになっていました。
内装は、白や木目を基調とした、清潔感のある洗練されたデザイン。ピカピカに磨かれたエスプレッソマシンがカウンターに並んでいる様子も、すごく絵になります。
メニュー表は、レジカウンターの真上に大きく表示されていて、デザインもオシャレで見やすい! 細かいところまでこだわりを感じる、素敵な空間でした。
さて、肝心のパンですが…私たちがオープンとほぼ同時に入ったので、まだ種類はそれほど多くありませんでした。並んでいたのは4、5種類くらいだったかな?
「あと多分10分遅れてきたらもうちょっとパン選べたな
」
なんて夫と話していましたが、それでも魅力的なパンが並んでいましたよ。
中心となっていたのは、クロワッサンとパン・オ・ショコラ。あとは、それに少し具材を挟んだアレンジ系のパンが数種類、という感じでした。
「洋菓子屋さん」という名前の通り、食事パンよりも、コーヒーと一緒に楽しむような、おやつ系のパンがメインなのかな、という印象です。
でも、そのクロワッサンのクオリティが、本当に高かったんです!
最近、韓国のパンを紹介する動画などでよく見かける、層がはっきりとしていて、見た目にも美しいクロワッサン。まさに、そんな理想的なクロワッサンでした。
パン職人の目から見ても、丁寧な仕事ぶりが伝わってくる、見事な出来栄えです。
もちろん、味も美味しかった! バターの香りも豊かで、サクサクとした軽い食感。甘さも程よくて、コーヒーとの相性も抜群でした。
2階のカフェスペースと製造の様子
私たちは、パンとコーヒーを注文して、2階のカフェスペースでいただくことにしました。
階段を上がると、そこには広々としたイートインスペースが。そして驚いたことに、カフェスペースの奥がパンの製造場所になっていたんです!
大きなオーブンが見えて、スタッフさんが作業している様子も少し見えました。
「8時前に製造スタッフが出勤して、でパンはもう焼いてるんですよね
」
「8時オープンだったらレジの人が来るっていう感じ
」
なるほど、だから開店前にパンが並んでいたんですね!謎が解けました(笑)。
おそらく、開店前に出勤した製造スタッフさんがパンを焼き上げ、それをエレベーターで1階に下ろし、開店と同時に出勤してきた販売スタッフさんが陳列する、という流れなのでしょう。
私たちがパンを選んでいる間にも、エレベーターから新しいパンが運ばれてきて、どんどんショーケースに並べられていました。
2階でパンを作っている様子が見えるのは、なんだか安心感がありますし、ライブ感もあって楽しいですよね。焼きたての良い香りも漂ってきて、幸せな気分になりました。
韓国のパンは甘い?「ミョンドンヤングァ」の味レポ
クロワッサン以外にも、いくつかパンを試してみました。
夫が選んだのは、ソーセージが入った惣菜パン。見た目は日本でもよく見かけるタイプのパンなのですが、一口食べてびっくり!
「一口目が甘っ!
」
思わず声が出てしまうくらい、甘さが際立っていたんです。
おそらく、ハニーマスタードのようなソースが使われていたのだと思いますが、蜂蜜の甘さがかなり前面に出ている味付けでした。
「塩っぽいというより甘いっていう分類に入るぐらいの惣菜パン
」
これも夫の感想ですが、まさにその通り。日本の惣菜パンは、塩気や旨味をしっかり効かせたものが多いですが、韓国では甘じょっぱい味付けが好まれるのかもしれませんね。
他のパンも、全体的にデコレーションが凝っていたり、上にグラサージュ(砂糖のコーティング)がかかっていたりと、甘めのものが多かった印象です。
韓国のグルメ情報誌などを見ていても、パン屋さんの紹介ページには、見た目が可愛くて、デコレーションたっぷりの、甘そうなパンの写真がたくさん載っていますよね。
もちろん、私たちが行った「ミョンドンヤンバ」さんが「洋菓子店」を名乗っていることや、ミョンドンという観光地のど真ん中にあるお店だった、ということもあるかもしれません。
でも、全体的な印象として、韓国のパンは「見た目の華やかさ」や「甘さ」が、より重視されているのかな、と感じました。これもまた、面白い発見でした。
材料への考察:国産小麦との違いは?
「ひとぱん工房」のパン職人として、もう一つ気になったのが、使われている材料についてです。
店内のディスプレイに、パンを入れるためであろうおしゃれな紙袋が飾られていたのですが、そこに書かれていた文字が全部英語だったんです。
もし韓国産の小麦粉を使っているのであれば、ハングル表記があっても良さそうなものですが、それが一切見当たりませんでした。
もちろん、デザインとして英語表記にしているだけ、という可能性もあります。でも、もしかしたら、海外から輸入した小麦粉を使用しているのかもしれないな、と思いました。
行けなかった人気店と、次回の楽しみ
今回は弾丸旅行だったので、残念ながら行けなかったパン屋さんもたくさんあります。
事前に調べていて、すごく気になっていたのが、「Artist Bakery(アーティストベーカリー)」さんや「London Bagel Museum(ロンドンベーグルミュージアム)」さん。
どちらも、ものすごい行列ができるほどの人気店だそうです。特にベーグルは、最近韓国で大ブームになっているみたいですね。
他にも、個性的なパン屋さんがたくさんあるようなので、次回もし韓国に行く機会があれば、もっと時間をかけて、じっくりパン屋さん巡りをしてみたいな、と思っています。