やっと、夢が叶います!
ひとみ店長:
みなさん、こんにちは。100%国産小麦を愛するひとぱん工房のひとみ店長です。
今月(6月)は、なんと北海道に行くことになりました。
ジャム兄:
今月って、別にお店が休みではないよね?
ひとみ店長:
そうですね。なので、この週は臨時休業ということはないのでご安心ください。毎週土日営業です。
北海道に行って、弾丸で帰ってきて、その週に営業っていう感じではあるんですけれども、うまく仕込みとか卸業とか調整つけつつ、やろうかなと思っています。
ジャム兄:
北海道には何をしに行くのですか?
ひとみ店長:
今回やっと、小麦畑を視察することができるんです。
私は、国産小麦を使ったり、粉にこだわったりしていますが、実際に現物の小麦を触ったり、畑をちゃんと見たことがなかったんです。
農家さんが作っている育てている様子とか、しっかり含めてパンに活かしていきたいなと思っています。
いつか小麦畑を見てみたいって思ってたんですよ。
去年は熊本製粉さんのところに行って、製粉工場は見れたんですけど、実際の小麦畑とか見る機会がなくて。
いつか見たいなーって思ってたんですけども、それを今年叶えようってことで、九州じゃないんですけれども、北海道の方に行こうと思っております。
小麦農家さんのお話とかを聞ける機会も作ってもらえるということも計画しています。
どうやら小麦農家さんは、連作障害で美味しい小麦を作り続けるのが難しい現状にぶち当たってるらしいんですね。
ジャム兄:
連作障害ってのは何ですか?
ひとみ店長:
連作障害っていうのは、ざっくり聞いた話なんですが、小麦育てて刈った後、また小麦を育てた時に弱くなったり、病気になったりするんです。
小麦、小麦、小麦って、ずっと小麦を土地で作り続けると障害が出るらしいんですよね。
ジャム兄:
連作っていうのは、連続して小麦を栽培してしまうと、土壌に何か影響があるのか、翌年できる小麦が弱くなっちゃったりするってこと?
ひとみ店長:
そうです。弱くなったりとか、いい小麦が取れないということで、未来のことを考えると良くないぞっていう現状があるらしいんです。
小麦農家さんは頭を悩ませつつも、改善策を一生懸命対応しているところらしいんですよ。
その小麦農家さんの粉を使っているのはパン屋さんでもありますし、パン屋の視点から見て何か協力できることはないかなと思っています。
うちは国産小麦100%なので、クオリティが落ちたり、小麦量が収穫できませんでしたってなると大ダメージなんです。
ジャム兄:
なるほど、確かにそれは大変ですね。
ひとみ店長:
そうなんです。早いうちに手を打てるようにしていきたいというところで、実際に北海道に行って現状を見てこようかなと思っています。
この日本の小麦の現状を皆様に伝えていければと思っています。
撮影できたら撮影して、それもYouTubeにできたらいいですね。
うちのパン屋さんは美味しくて安いって言う方もいらっしゃるかと思うんですけれども、その美味しさは本当に国産小麦だからこそだと思っています。
これを外国産小麦に変えた途端に全然違うものになってしまいますし、お店のコンセプト的にも私がやる意味もないってなっちゃうので、なんとかそこは踏ん張っていきたいところなんですよね。
ひとぱん工房のパンの美味しさって国産小麦で成り立ってるから、国産小麦が取れないってなったらどのパンも食べれなくなるなーって思っています。
お客様にも、自分ごとにもなってくるという危機感を感じていただいて、一緒に見守っていただければなと思います。
北海道視察の報告は7月以降になると思うんですが、楽しみにお待ちいただければと思います。
去年の夏に北海道に行ったんですけれども、また違ったパン屋さんとかも食べたりして、勉強も兼ねて行きたいと思います。