パン屋修行時代の経験と健康について

hitopan

パン修行先を選ぶときは慎重に

もしオーナーの知り合いに、他のパン屋さんのオーナーさんがいれば、その知り合いオーナーさんが遊びにくるなどの交流があって、その中で情報が得られたりするのかもしれないです。
基本的には「パン屋を開業したい」と思い、選んで決めた修行店から学ぶことが一番多いです。
オーナーさん、もしくは店長、チーフ、シェフなんでもいいですが、技術を教えてくれる人から教わることが、ほぼ自分の技術になっていくわけです。

アイディアは他のパン屋さんに食べ歩き行ったりして、得られるものがあると思います。
技術的なことは、食べ歩いたパン屋さんに行って「これってどうやって作ってるんですか?」と実際にお店で聞いて、心よく教えてくれる方がいらっしゃるかもしれないですが、普通は企業秘密、もしくは知りたいなら働く?みたいな話になりますね。

私が過去に勤めてたパン屋さんで、他の結構有名なパン屋さんのオーナーが遊びに来たことがあって、仕事しながら、どんな話をしているのかな?って、耳を傾けて聞いたことがありました。
話の内容は「お店のスタッフが続かないで辞めてしまう」という愚痴になっていて、盗み聞きした私としては気まずい思いをした思い出がありますね。(笑)

今思うと、経営者における悩みで「スタッフが続かない」っていう悩みは多いので、そのような話は経営者同士でよくある世間話だったのだろうと思います。
まぁ今思い出してみると、その話の内容は具体的な解決に向けての話ではなくて、骨のない弱いスタッフばかりか。という愚痴になっていて、「こりゃスタッフ続かないお店のオーナーあるあるだ」と思いました。

当時の私の職場も、オーナーが私に対する人格否定をし続けていましたし。
何を正せばオーナーが納得されるかも見えない状態が半年続いたので、心が傷つくとかではなく、「思ったようにパンが学べないなぁ」と思って、1年も経たずして退職しました。

これも飲食業界あるあるなのですが、退職理由に本音を言わず、何かしら確実に辞めれる理由をつけて辞める人が多いと思います。
なので、経営者にとって従業員が「辞めます」と言ってきた時はもうすでに遅し。
その前に何かしらの察知をして行動する必要があるということです。(辞められたくなければ)

私も経営者の立場になってみて、自分の誠実性を磨いて、知識や行動でマネージメントしていける力を身につけていきたいなと思っています。
過去に自分がオーナーに抱いていた感情や、退職理由を通して従業員の立場も理解することができましたし、開業してからは、たくさんのスタッフと関わりながら、今も学んでいる最中です。

今になって思う「体が資本」

ジャム兄:修行時代は結構忙しかったんですか?

毎日忙しいわけではないですが、忙しさも波がありますね。
忙しくなくても、やることがたくさんあるのがパン屋さんです。
パンがどれだけ残ろうが、最低限の量を生産するために、仕込む作業があります。

私の場合は不健康で、ボロボロだったのは間違いないです。
体のことあんまり考えてなかったのが正直なところで、パンや興味あることばっかり考えていて、20代は本当に体を酷使にしてたなって思います。

今思ったら、やっぱり体はいろんなサインをくれていました。
いつも血色が悪くて、蒼白くてドラキュラみたいな顔色してました。(笑)
多分血が足りてなかったのか、よく体の末端も冷えてました。

ジャム兄:クロワッサン織り込む場所は、めっちゃ寒いんでしょ?

はい。パイルームという、室温が6度〜8度くらいの部屋で作業をします。
スキーウェアみたいな防寒着を着て1日作業すると、だんだん足が痺れてくるんですよ。
血がもう末端から引いていくので、部屋を出て、夏場の30度の外気温に急に体を戻すと、おかしい状態になっていました。
かといって、血を作るにはどうしたらいいだろう?とか、そんなことを調べることもなく過ごしてしまいましたね。
血がないものだから、臓器の働きも悪いし、免疫力も弱い。
簡単に風邪ひくし、弱いウイルスにも感染して、胃腸炎とかも何度かありました。

私のように、がむしゃらに夢に向かったりして頑張ってる若い子とかを見ると、「体も大事にね!」って思うんだけど、自分が聞かなかったから、言っても聞こえないよなーとも思うんです。
体を酷使したこと、後悔はしてないんですけど。
体は本当に大事だなって、今ようやく思えて、行動できているので、遅すぎることはない。
気づいた時から、ちゃんと考えればいいと思います。

読者の方も、ずっと繰り返す不調があったら、何かしらの原因がありますので、体は懸命にサインを出してくれているんだと捉えて調べてみることをお勧めします。

体も個性。人それぞれ

以前は、人間の体って、みんな一緒かなって思ってたんですよね。でも違う。
世の中には、これを食べれば痩せます、これを飲めば目が良くなります、とか。
そんな情報が溢れてますよね。

体の作りはみんな一緒で、外見も一緒、つまり体に悪いものも一緒かな。なんて思っていたのですよね。
最近、人の体って個性があって、良いも悪いも人ぞれぞれっていうことに気づいたんですよね。

私も外国産小麦のポストハーベストの危険性は訴えてますけど、全然影響を受けない人もいるかもしれないです。
私の場合は、外国産の小麦食べたり、ちょっと消化エネルギーが必要な脂っぽいものを食べたりすると、すぐ体調崩すんです。
それは、多分体の弱いところだったり、拒否を起こしてるのかなと思うので、極力避けたり、体と量を相談したりします。

他にも、ヘビースモーカーだけど90歳まで元気!みたいな、おじいちゃんいたりするじゃないですか。
お酒飲んでも、ピンピンな人もいれば、早くに肝臓壊してしまったり、アルコール依存症になってしまう人もいる。
本当に体は個性だなって思います。
今の自分が体調が良くてベストであれば、何がどうであれ良いと思うのです。
タバコの副流煙は、自分だけの問題ではないので、そこは自分のことだけ考えちゃだめですよ。

もし、些細でも気になる不調があるんだったら、何だろうなって考えてみるっていうのは早ければ早いほどいいのかなって思いますね。
なんだ、こんなことだったのかって原因がわかったらラッキー。
その先本当に楽になりますからね。

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