【大切なお知らせ】ひとぱん工房、東松戸へ移転します!新店舗への想いと今後のスケジュール

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いつもひとぱん工房を応援していただき、本当にありがとうございます。店長のひとみです。
この度、私たち「ひとぱん工房」は、現在営業している市川市曽谷の店舗から、東松戸へ移転することを決定いたしました。
曽谷での5年間の感謝とともに、なぜ移転を決意したのか、そして新しいお店でどんな未来を描いているのか、私の想いをお話しさせてください。
新店舗は2026年2月頃のオープンを目指して準備を進めており、現在の曽谷店は2025年末をもって閉店させていただく予定です。
少し先の未来になりますが、パワーアップするひとぱん工房にご期待ください!

はじめに:皆様へ大切なお知らせ

いつも私たちのパンを楽しみにしてくださり、本当にありがとうございます。
今日は、皆様に大切なお知らせがあります。

この度、私たちひとぱん工房は、現在営業している市川市曽谷の店舗を離れ、新しい場所「東松戸」へ移転することを決断いたしました!

これは私たちにとって、とても大きな決断です。
2019年の年末に市川市曽谷でお店を始めてから、早いもので5年目に入りました。
この場所で、たくさんのお客様と出会い、国産小麦のパンのおいしさを共有できたこと、心から感謝しています。

「さらに美味しいパンを、変わらず進化させて届けたい」

その想いは、オープン当初からずっと変わりません。
しかし、ありがたいことに、たくさんのお客様にご来店いただけるようになる中で、今の店舗ではどうしても解決できない悩みや課題も出てきました。

今回の移転は、ひとぱん工房がさらにステップアップし、より多くの方に、より良い環境で、私たちのパンを楽しんでいただくための決断です。

この記事では、なぜ私たちが移転を決めたのか、その背景にある想い、そして新しいお店について、詳しくお話しさせていただきたいと思います。

なぜ移転を決めたのか?曽谷での5年間と現在の課題

曽谷でお店を始めた当初は、本当に小さなテーブル一つからのスタートでした。
パン作りへの情熱と、国産小麦の素晴らしさを伝えたい一心で、がむしゃらに走ってきた5年間だったと思います。

お店を始めたときは、パン職人としての経験も浅く、店舗運営も手探り状態でした。
物件選びも、「店舗が見つかった!よかった!ここでやろう!」という、今思えば少し単純な思考で決めてしまった部分があります。

その結果、いくつかの課題に直面することになりました。

駐車場・駐輪場がないことへの悩み

一番大きな課題は、駐車場と駐輪場の確保ができなかったことです。

これは、オープン当初の私の見通しの甘さでした。
お車や自転車でご来店くださるお客様には、ご不便をおかけしてしまい、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
近隣の方にご迷惑をおかけしないよう、路上駐車をご遠慮いただくお願いをするなど、心苦しい場面も多々ありました。

店舗の動線とスペースの限界

また、店舗の構造上、裏口がなく、出入口が一つしかないという点も、運営上の大きな課題でした。

お客様が増えるにつれて、店内が混雑しやすくなり、お客様同士やスタッフとの動線がぶつかってしまうことが増えました。
パンを選びにくい、レジ待ちの列が外まで伸びてしまう、スタッフがスムーズに動けずパンの補充が遅れる…など、お客様にもスタッフにも、窮屈な思いをさせてしまう場面がありました。

陳列スペースも、オープン当初から比べると工夫を重ねて3倍、4倍にはなりましたが、それでも「もっとたくさんの種類のパンを並べたい」「もっとゆったりとパンを選んでほしい」という想いに対して、物理的な限界を感じるようになってきました。

工房の中も同様です。ありがたいことに、パンの製造量は年々増えていますが、作業スペースは限られています。もっと効率よく、もっとたくさんのパンを焼き上げたいと思っても、設備を増やしたり、新しい工程を取り入れたりすることが難しい状況でした。

今の店舗でできる最大限の工夫を重ねてきましたが、これ以上お客様のご期待に応え、私たち自身も成長していくためには、新しい場所が必要だと考えるようになりました。

新しい場所は「東松戸」:選んだ理由と私の想い

移転を決意してから、いくつかの候補地を検討しました。流山や、曽谷の近くのテナントなど、色々な場所を見て回りましたが、なかなか「ここだ!」という場所には巡り合えませんでした。

そんな中で、「東松戸」という場所に大きな可能性を感じ、移転を決断しました。

東松戸とのご縁と地域の声

実は、ひとぱん工房は、去年から月に一度、東松戸でパンの出張販売をさせていただいております。

出張販売を通じて、東松戸にお住まいの方々と触れ合う中で、多くの方から「この辺りにはパン屋さんがないのよ」「美味しいパン屋さんができてくれたら嬉しい」というお声を直接いただく機会がたくさんありました。

実際に調べてみると、東松戸駅周辺にはスーパーマーケットはあっても、個人経営のパン屋さんというのは少ない状況でした。

子育て世代へ届けたい、安心安全なパン

ひとぱん工房が創業当初から大切にしていること。それは、「100%国産小麦を使う」ということです。

日本の食料自給率向上に少しでも貢献したいという大きな目標もありますが、何よりも、私が自信を持って「美味しい」「安心だ」と思えるパンを、皆様にお届けしたい。特に、未来を担う子どもたちには、小さいうちから本物の素材の味を知ってほしい、そんな想いでパンを焼いています。

東松戸は、子育て世代のご家族が多く暮らす街だと伺っています。そんな街で、私たちの作る国産小麦のパンが、日常の食卓に彩りを添え、子どもたちの健やかな成長の一助となれたら、こんなに嬉しいことはありません。

もちろん、曽谷にもお子様連れのお客様はたくさんいらっしゃいます。しかし、曽谷には少し歩けば大手チェーンのパン屋さんなど、選択肢がいくつかあります。パン屋さんが少ない東松戸だからこそ、私たちがお役に立てることがあるのではないか、そう考えました。

曽谷のお客様へ

移転を考える上で、一番心苦しかったのは、これまで曽谷のお店に通ってくださっていたお客様のことです。

東松戸は、曽谷から全く行けない距離ではありません。お車であれば、比較的アクセスしやすい場所だと思います。とはいえ、これまで徒歩や自転車で気軽に来てくださっていたお客様にとっては、ご不便をおかけしてしまうかもしれません。本当に申し訳ございません。

それでも、東松戸という場所を選んだのは、新しいお客様との出会いへの期待はもちろんのこと、今のお客様にも、できる限り足を運んでいただきやすい場所でありたい、という想いもあってのことでした。

新しいお店では、駐車場と駐輪場をしっかりと完備します。これまでご不便をおかけしていた点を解消し、より快適にお越しいただける環境を整えますので、ぜひ新しいお店にも遊びに来ていただけたら嬉しいです。

新店舗はどんなお店になる?:広さ、設備、そして未来

新しいお店は、現在建設中の建物の1階に入居する予定です。まだ更地の状態から、ゼロベースでお店の設計に関われるというのも、大きな魅力でした。

広さは現在の約3倍!ゆとりの空間へ

気になる新店舗の広さですが、なんと現在の曽谷店の約3倍になる予定です!

広々とした空間になることで、

  • もっとたくさんの種類のパンを、見やすく、選びやすく陳列できます。
  • ベビーカーや車椅子をご利用のお客様にも、ゆったりとお買い物を楽しんでいただけます。
  • カフェスペースなども設けられるかも…?(これはまだ構想段階ですが、夢は広がります!)

工房スペースも広くなり、新しい設備を導入することも可能になります。これにより、製造効率が上がり、より安定して、多様なパンをお届けできるようになると考えています。これまで挑戦したくてもできなかったパン作りにも、積極的に取り組んでいきたいです!

駐車場・駐輪場もしっかり完備!

そして、長年の懸案だった駐車場と駐輪場も、新店舗ではしっかりと確保できます。

お車でも自転車でも、安心してご来店いただけるようになります。これまでアクセス面でご不便をおかけしていたお客様にも、ぜひ気軽にお立ち寄りいただきたいです。

ゼロから創る、ひとぱん工房の新しいカタチ

まだ建物も建っていない状態からのスタートなので、内装や設備など、本当にゼロから理想のお店を創り上げていくことができます。

どんな壁の色にしようか、どんな照明がいいかな、パンが一番美味しそうに見える陳列棚は…?
想像するだけでワクワクします!

工事の進捗状況などは、今後、動画やSNSなどを通じて皆様にもお伝えしていけたらと思っています。一緒に新しいお店が出来上がっていく過程を楽しんでいただけたら嬉しいです。

移転スケジュールと今後のこと

さて、具体的なスケジュールについてもお知らせします。

  • 市川市曽谷店の閉店:2025年 年末
  • 東松戸 新店舗のオープン:2026年 2月頃(予定)

曽谷店は、今年の年末(2025年12月末)まで、通常通り営業いたします。残り半年ちょっととなりますが、感謝の気持ちを込めて、最後まで美味しいパンを焼き続けますので、ぜひ変わらぬご愛顧をお願いいたします。

年が明けましたら、新店舗の開店準備に集中させていただき、2026年の2月頃のオープンを目指します。オープン日が正式に決まりましたら、改めて皆様にご報告させていただきます。

新しい仲間を募集します!

新しいお店は、今の店舗よりもかなり広くなります。正直なところ、私一人で製造をこなすのは難しい規模になります。

そこで、新しいお店のオープンに向けて、一緒に働いてくれる新しいスタッフを募集する予定です。

  • パンを作るのが好きな方、パン職人を目指したい方
  • 人と接するのが好きで、お客様に笑顔を届けたい方
  • 国産小麦のパンを通じて、食の安全や日本の農業に貢献したい方

私たちと一緒に、国産小麦の魅力を広め、安心安全で美味しいパンを東松戸の皆様にお届けしませんか?

募集の詳細は、まだ少し先になりますが、決まり次第、改めてお知らせいたします。東松戸近辺にお住まいの方、ひとぱん工房のパン作りや理念に共感してくださる方、ぜひ今後の情報をチェックしていただけると嬉しいです。

今後の情報発信について

移転に関する最新情報や、新店舗の工事の様子、スタッフ募集の詳細などは、ひとぱん工房の公式ウェブサイト、Instagram、Facebook、そしてYouTubeチャンネルなどを通じて、随時発信していきます。

ぜひ、各SNSをフォローして、チェックしていただけると嬉しいです!

最後に:感謝と未来への決意

改めて、これまで市川市曽谷のひとぱん工房を支えてくださったすべてのお客様、地域の皆様、関係者の皆様に、心からの感謝を申し上げます。

皆様の温かい応援があったからこそ、私たちは5年間歩み続けることができ、そして、次のステップへと進む決断をすることができました。

曽谷を離れることは寂しい気持ちもありますが、東松戸という新しい場所で、これまで以上にパワーアップしたひとぱん工房をお見せできるよう、スタッフ一同、精一杯努力してまいります。

「国産小麦100%の、安心安全なパンを、一人でも多くの人に届けたい」

この想いを胸に、新しい土地でも、皆様に愛されるパン屋さんを目指して頑張ります。

まずは、年末までの曽谷店での営業を、一日一日大切に、感謝を込めて続けてまいります。
そして、来たる新しいお店のオープンを、皆様にも楽しみにお待ちいただけたら幸いです。

これからも、ひとぱん工房をどうぞよろしくお願いいたします!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

\ 国産小麦のパンを全国へ /

ひとぱん工房の冷凍便

オンラインショップでは、店舗でしか味わえなかった手作りパンを「冷凍」でお届けいたします。
冷凍だからこそ、風味を極力逃さずに遠方の方でも焼きたてのような味わいをそのままにお楽しみいただけます。
お好きな時にオーブンやトースターで温めれば、国産小麦が香るふんわり食感をお家で再現可能です。

ABOUT ME
ひとぱん工房
ひとぱん工房
国産小麦100%のパン屋
国産小麦100%にこだわり、熊本と北海道から厳選した小麦を使用する「ひとぱん工房」は、毎週土曜と日曜日のみオープンする手作りパンのお店です。東京や大阪の有名店で10年以上修行を積んだ女性店長が、香り高い素材を引き立てるこだわりの製法で丁寧に焼き上げています。砂糖はミネラル豊富な鹿児島県産の粗糖、塩には沖縄県産のシママースを使用し、素材の旨みを最大限に引き出したパンをお届けします。小麦の豊かな風味とふんわりとした食感が特徴で、どれも素材本来の味わいを存分に感じられると思います。
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