【がっちりマンデー】儲かる「パン」ビジネスを見た感想

毎週日曜日の朝7時から放送の「がっちりマンデー」で、パンビジネスの特集をやっていたので興味津々で見てみました。その感想をブログに書きます!
空前のパンブーム!
と題されて始まった、がっちりマンデーの儲かる「パン」ビジネス。
10年も前から、大阪の大行列の繁盛店で働いていた私にとっては、今!?と思ってしまったけど、
今が一番、ジャンルが広がっている地点なのかもしれないと思いました。
「飲食」業界は、いつも話題性を求めていて、ブームはあらゆるものに移行して盛り上がって、収束しての繰り返し。ドーナツの次はパンケーキ、そのあとはフレンチトースト、なんて具合にコロコロ。
10年前の時点での、ブームの火付け役は専門誌やテレビだと思うけど、ハワイから来た、ニューヨークから来た、なんていう話題性があれば真っ先にテーマとなり、本当に美味しいドーナツ屋さんは…なんて考えてる間に次のブームへ移っていく。
それに比べ「パン」とは総合的な呼び方で、ジャンルに分けると、今やとんでもない種類になっています。パンが好き、といえば、何系のパンが好きなの?という風な感じ。
パン屋は安定しやすい職業か
木村屋総本店のような昔ながらのパンから、味が見た目では想像できないようなおしゃれパン、石臼でこだわったり、粉にこだわったり、酵母の掛け合わせにこだわったり、本場フランス顔負けのハードパンだったり、糖質制限のパンだったり。どれもパンだけど、どれも違う。
1斤2000円くらいする高級食パンの走りとなる「ルセット」がもう15年以上前?のスタートでようやく数年前にセントル・ザ・ベーカリーや俺のベーカリーなる食パンが主役のパン屋さんブームの到来。
でも食パンがブームでもメロンパン専門店が潰れるわけでもなく、ファンは各ジャンルにちゃんといて、すごい安定している業界です。潰れる時は、まわりにライバル多すぎるか、初期投資が高くなりがちなので回収目処立たなくなったか、中小企業だと、職人の体力が続かない、重労働で人不足、という原因が経験上一番多いのではないかと思います。
がっちりマンデーでは、冷凍パンをオフィスに提供する仕組みを作った会社や、ライバルの少ない場所(九州)で大成功した100円パン屋さん(都内には鎌倉ベーカリーっていう100円パン屋さんが既にありますもんね(^_^;))パネトーネ菌の保存性の高さを利用して、独特な風味も相まって拡大しているパン屋さんなどを紹介していました。どれも、情熱や努力あっての個性ですね。
自分の焼くパンをジャンル分けしたなら、既存のジャンルなら客観的にターゲットを見据え販売していくのみですが、
がっちりマンデー曰く、「儲かるパン屋さん」を目指すなら、新規ジャンルの開拓はやるべきところだと感じました。
ひとぱんは、パン+『安心と栄養』でしょうか。
とにかく最終的には誰かの幸せな時間になると信じて引き続き頑張ります!