こんなパン屋は嫌だ!「従業員を無視する」行為と朝が弱いオーナーシェフの反面教師体験
ひとみ店長の過去の修行経験で、反面教師にした「ダメな例」とは何ですか?
これはやっちゃいけないな!って思ったことですね?
そうですねー、まず「従業員を無視する」ことは絶対しないことですね。
「従業員を無視する」から学んだこと
私も修行時代に、仕事でミスした時にオーナーの機嫌が悪いと、無視される経験はたくさんしました。
無視されると、その空間での自分の存在がもういない人になっちゃうんですよね。
「自分の存在を否定されている」ということを、強く感じる。
私も相当気が強い方だったので、それでも職場にいて時間を過ごす勇気がありましたが、本当に苦しいことでした。
何がダメだったのか?わからないまま、その日の仕事が終わってしまうことは多くあったので、今思うと、お店にもよくないですよね。
そのオーナーも同じようなことを修行時代に上司や先輩からされてきて、耐えてきたから、オーナーになってから同じように従業員に強いてしまうのかもしれません。
もしくは、お父さんを無視する娘みたいに、もう関わることが面倒くさいから無視に逃げてしまうのかもしれない。
原因はわかりませんが、従業員に不満が湧く時は、美化した過去の自分と従業員をどこかで比較してしまう時です。
過去職場経験の反面教師として、私は経営者になってから、従業員を無視することはしないように気をつけています。
経営者に求められる「やる気の維持」
あとは、朝が弱いオーナーシェフがいました。
パン屋なのに朝が弱いってあるの?(笑)
朝が弱いのか、仕事の都合で夜更かししているのかはわからなかったですけど。
とにかく朝起きれなくて、私が出勤してから、「もうオーナーシェフに起きてもらわないとやばい時間だ」ってなったタイミングで電話で起こすんですね。
オーナーシェフは、かなりプライドが高い人だったので直接電話したら、マジギレしそうな感じで怖かった。
なので、奥さんに電話するんです。
起き抜けの奥さんの声が「はい、いきまー…す」って聞こえたのを確認して切るんです。
奥さんはその後なんとかシェフを起こすんでしょうね。
5分から10分くらい経ってから、シェフが出勤してきます。(笑)
店舗の上が住まいなんで、起きて降りたらすぐ出勤です。
着替えるだけですね。
オーナーなので、遅刻っていう概念がないじゃないですか。
社長は何時にきてもいい。というか。
ただ従業員の私にも、仕事のやる気がないっていうのが行動で伝わってきてしまってました。
なんだかな、って思いました。
社員さんとかバイトさんにオーナー自身が仕事に対してやる気がないことが、朝起きれないっていう行動で見えちゃってるわけだ。
そうです。
「そんなことないよ」っていくら本人が言おうと、行動がそうなんで、つまりそうなんですよ。(笑)
あと、朝起きてめっちゃ機嫌悪い人いるじゃないですか。
そのオーナーシェフがそうだったので、降りてきた時点でめっちゃ機嫌悪くなってて、それが毎日、何ヶ月も続いて、あれはさすがに精神的にきつかったですね。
これも絶対真似してはいけないと思いました。
あ!俺も似たような経験があったわ。
大学時代バイトしてた時に、店長の代わりに一人でお店任されて立ってたんだけど、店長はお昼食べに行っただけなのに
1時間経っても、2時間経っても帰ってこなくて。
途中「店長いませんか?」っていうお客様が現れて、焦って電話したら、
「今パチンコ打ってて、出てるから動けない、あと30分で帰るわ!」って言われたわ。(笑)
結局、それからさらに1時間くらいかかって帰ってきた。
やる気がないんだな、と思いましたね。
もちろん人間だから、やる気ある時ない時っていう波があると思うんですが、些細なことの積み重ねで、スタッフはそう感じたり、信頼を失くしたりしますよね。
社員だったら、オーナーはその社員の人生を預けられたようなものじゃないですか。
その社員、社員の家族の人生も一緒に見るぐらいの、立場でもありますし。
そう思うと、人を雇うということは本当に難易度の高いことだなって思います。
これからパン屋さんを経営してみたいとか、開業したい人は美味しいパンを作ることは大前提ですが、スタッフを雇うことも可能性として考えているのならば、マネジメントについても学ぶことも重要です。
マネジメントなどを実践的に教えてくれる学校はありませんし、開業して現場に入ると、もう常に自分の器が試されることばかりです。
開業前に得れるものは得ていきましょう。