シニフィアン・シニフィエの動画を見て
hitopan
こんにちは、ひとみ店長です。
最近、YouTubeのパンラボチャンネルで、シンフィアンシニフィエという有名なパン屋さんの特集を見ました。
その動画を通じて、パン作りへの真剣さと献身に改めて感動しました。
特に、そのほとんどがハード系のパンで、長時間熟成させる技術に驚かされました。
生地を完璧な温度と湿度で管理し、熟成させるためには、高度な設備が必要であることを学びました。
私たちひとぱん工房でも、生地を前日に仕込んで翌日に成形する「オーバーナイト」の技法を取り入れています。
最初は設備の問題などもあり、なかなか上手くいかなかったのですが、徐々に冷蔵庫を増やすなどして現在の流れを作り上げました。
ただ、シンフィアンシニフィエのように高度な温度や湿度管理ができる設備はまだありません。
そこへ向けて、さらなる改善を目指しています。
また、彼らが行う包み焼きの技術にも触れたいと思います。
具材がぎっしりと入ったパンを焼く際、高温で長時間焼くことで、ドライフルーツなどが焦げてしまう問題があります。
これを解決するため、薄い生地で具材を包み込み、外に漏れ出さないようにするという技術は、まさに職人技です。
それは、餃子を作る工程に似ており、具と皮を別々に準備し、それを包んで焼くという手間がかかっています。
このような工夫と努力によって、外見も美しく、味わい深いパンが生まれます。
私たちひとぱん工房でも、日々新しい技術を取り入れ、より良いパンをお客様に提供できるよう努めています。
パン作りは、単に材料を混ぜて焼く以上のこと。
温度、湿度、時間の管理から、具材の選択、生地の扱い方に至るまで、無数の工夫と献身が必要です。
皆様の支持があるからこそ、私たちは日々成長し、新しい挑戦を続けることができます。
ありがとうございます。
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