ライ麦100%のパン「ルブロ」を焼いてみた
ジャム兄:
今日は銀河コーヒーさんとの撮影会がありました。
銀河コーヒーさんは、ひとぱん工房でドリップコーヒーとかを並べているコーヒー屋さんなんですよね。
YouTubeの撮影コラボしました。
ぜひお楽しみにしていただければと思います!
ひとみ店長:
今までも、ひとぱん工房では「ライ麦クルミレーズン」とか「ライ麦ゴルゴンゾーラ」のパンがありましたよね。
あれは熊本製粉さんのライムギを使っているんですが、今回は新しく北海道産のオーガニックライ麦を導入しようと思っています。
ジャム兄:
北海道産なんですね!
ひとみ店長:
そうなんです。有機JAS認定を受けた農場で作られたライ麦なんです。
北海道に行ったときに、ライ麦畑も見せてもらったんですよ。
ジャム兄:
ライ麦が世界を救うっていう動画も上げてますよね!

ひとみ店長:
この前も、秋葉原で勉強会に参加してきたんですけど、ライ麦ってすごいんですよ。
美味しいし、健康的だし、地球も救うっていう、まさにスーパーヒーローみたいな存在なんですよ!
ただし、グルテンがないからパンにするのが難しいんですよね。
ジャム兄:
ライ麦もグルテンがないんですか?
ひとみ店長:
そうなんです。
グルテンがないので、米粉パンと似た感じで、うまく膨らませるのが難しいんですよね。
パンとしてしっかり作るには技術が問われるんです。
ジャム兄:
確かに、ライ麦パンって難しそうですね。
ひとみ店長:
でも、私としてはライ麦が本当に美味しくて栄養もたっぷりなので、体が求めてる感じがするんですよね。
それにスーパーフードを入れた「スーパーパン」を作りました!
ジャム兄:
スーパーフードって具体的に何ですか?
ひとみ店長:
例えば、チアシードとかヘンプシード、ひまわりの種、オーツとか、雑穀系ですね。
でも、ライ麦粉100%ってなると、かなり食べづらくなっちゃうんですよ。
柔らかくて、ふわふわのパンとは真逆に行くので、好みが別れるかもしれません。
ジャム兄:
なるほど。
ひとみ店長:
今販売している、ライ麦パンも作り続けつつ、ライムギ粉100%のパン「ルブロ」を作ってみることにしました。
これはデンマーク発祥で、1000年以上昔から作られている伝統的なパンなんですよ。
ジャム兄:
すごい歴史ですね!
ひとみ店長:
オーガニックライ麦粉100%で作った「サワー種」を使って作るんですが、東京の勉強会で美味しいルブロもいただいてきて、正解の味は記憶に残っています。
でも本当に難しいんですよね。
ジャム兄:
なるほど。見た目はパウンドケーキみたいな四角い形なんですね。
ひとみ店長:
グルテンがないので型でしっかり焼いていくんですよ。
しかも具沢山で、オーツ、ひまわりの種、かぼちゃの種、白ごま、アマニ、いろいろ詰まっているんです!
ジャム兄:
具沢山ですね!食べ方もいろいろありそうですね。
ひとみ店長:
そのまま食べてもいいし、バターやクリームチーズを乗せたり、ハムと一緒に食べたりするのがおすすめです。
ただ、焼きたてよりも2、3日経って熟成したほうが美味しいんですよ。
焼き立ての最初は「うーん…?」って感じだったんですけど、数日経つと味がまとまって、深みが増して美味しくなりました!
雑穀の味が馴染んで、まるでシードブレッドみたいな感じです。
ジャム兄:
すごいですね!パンの味が変わるなんて面白いです。
ひとみ店長:
さらに、チーズやハム、お味噌のディップなんかと合わせると、味が爆発するほど美味しいんですよ!
白いパンのように主張が消えることなく、ライ麦パンの個性がしっかりと感じられるんです。
ジャム兄:
「ご飯に近い感じ」っていうのもわかる気がしますね。素材そのものの味を楽しめるパンですね!
ひとみ店長:
はい!最初は失敗したかと思いましたけど、時間が経つとこんなに美味しくなるなんて驚きました。
ジャム兄:
じゃあ、これからも改良しながらもっと美味しいライムギパンを作っていく感じですね!
ひとみ店長:
そうですね!
今後もさらに研究を重ねて、美味しくて栄養たっぷりのパンを作っていきたいと思います!