セブンイレブンが宅配ピザを始めるらしい
ジャム兄: ひとぱんラジオということで、久しぶりのドライブトークをしていきたいと思います。
セブンイレブンが宅配ピザ業界に入る、みたいなニュースがありましたね。
全店ではなくて、100店舗とかに絞って、注文が入って20分以内にお届けする宅配ピザを始めるらしいです。
ドミノピザとかがやっているような宅配ピザを、セブンイレブンの店舗でやる感じらしいですね。
どうやら、オーブンがセブンイレブンにある店舗もあって、パンを焼いたりするのかな?
俺は詳しく知らないけど、冷凍パンとかかな。店舗によっては焼き立て販売しているみたいですね。
ちょっと前にドーナツとかありましたよね?
多分、オーブンもその原理で入れてるお店があって、そのオーブンを使って宅配ピザをやるみたいです。
ひとみ店長: ピザは生地が半焼きできる状態でピザって発酵がないんですよね。
普通のパンだったら発酵時間があって膨らませる必要があるけど、ピザは発酵しなくていいんです。
ジャム兄: ああ、そうだね。ピザの生地はカリカリですね。
ひとみ店長: カリカリ・もちもちなので、もちろんイーストで膨らませるピザもあるんですけど、最悪膨らむ機能がなくても、クリスピーなピザとして成り立つので、発酵にとらわれず、なおかつ半焼きでも、軽く白く焼き上がったピザ生地が業務用でたくさんあるんですよ。
そういうものにソースを塗って具をのせて焼けば、オーブンの温度が決まってたら10分15分であっという間にできてしまう商品です。
しかも、原価がめちゃくちゃ低いのにちゃんと値段が取れるので、なかなか利益を出しやすい戦略だと思いますね。
ジャム兄: ネットの記事で見たのでは、マルゲリータともう一種類、照り焼きチキン、その2種類だけを宅配ピザでやるらしくて、しかも値段もマルゲリータで780円だったかな。
結構安めの設定だなと思ったんだけど、それでも利益出るんですか?
ひとみ店長: 出ますね。
ジャム兄: あ、出るんですね。
ひとみ店長: そうですね。ただ、宅配する宅配員が一人使われるわけだから、人件費としてはどうしてもかかりますね。
ジャム兄: そうですね、一番多くかかるのが人件費だと思うんですけど、最近「OniGO(オニゴー)」っていうサービスが始まったんです。
ジャム兄: おにごー?
ひとみ店長: そうです、鬼のように届ける(笑)。
爆速じゃなくて鬼速で届けるから「オニゴー」っていうんです。
まさにセブンイレブン(正しくはイトーヨーカドー)の商品を15分や10分で、ウーバー配達員みたいな形で届けてくれるサービスです。
お弁当やお酒、日用品、トイレットペーパーなども届けてくれるんです。
宅配ピザと近いもので、注文が入ったら商品を早く届ける仕組みを作り上げたんでしょうね。
商品は何でもいいと思うんですよ。
配達のコストやノウハウさえできちゃえば、注文が入ってどういったルートが最短で、どれぐらいで届けられるかがすぐに計算されて、端末とかに出たら、それは効率的にできると思います。
ジャム兄: あと、やっぱり原価を落とす努力って、個人店には結構限界があるけど、大手は桁違いの原価落としができるんですね。
なんで個人店では限界があるのに、大手ではかなりのコスト削減ができるんですか?
ひとみ店長: お金をかける額が違うので、例えば一つの商品を一箱だけ注文するんじゃなくて、大手なら100箱とか、1000箱とかで発注するから、その分安くしてね、みたいな感じですね。
賞味期限が長いものだと、買い付けるお金の大きさや、それを保管できる倉庫のスペースなど、大手だとそれができるんです。
あとは、素材とかの場合だと、契約農家さんがいて、その畑で採れたものを全部買い取る代わりに、すごく安く仕入れたりとか、個人のレベルでは難しいことができるんですよね。
牧場を持つとかも、難しいですからね。
ジャム兄: 北海道に行った時も、カルビーのポテトチップス用の畑ですとか、井村屋さんの小豆バー用の小豆を育ててますみたいな契約農家さんがいましたよね。
そうなると、中間業者が入らない分、コストも安く済むし、農家さんにとっても大量に作って大量に納品できるから嬉しいんでしょうね。
ひとみ店長: そういう仕組みがあるので、かかっている原価がかなり低い分、利益が出しやすかったり、個人店とはライバルにならないくらいの価格で販売できるんです。
ジャム兄: なるほど、販売価格も当然その分下げられるってことか。
ひとみ店長: そうですね。販売価格が低いというのは、すごく強力なカードになるんですよ。
ジャム兄: それはそうですね。
同じ食パンでも、500円の食パン1斤とスーパーで200円のものがあったら、主婦としては200円の方が嬉しいと思っちゃいますもんね。ほとんど中身も一緒だと思った時に。
ひとみ店長: そうですね。このピザ配達やオニゴーがどんな風になっていくのか、ウーバー配達員の方とかがあまり身近にいないので分からないんですけど、私の印象だと、コロナ禍ではすごかったけど、食品デリバリーの勢いが今盛り上がっているかと言ったら、そんなことないと思うんですよね。
ジャム兄: みんな外食するようになったしね。
ひとみ店長: そうですね、物価高騰もあって、外食するより家食が増えてきている感じがします。
ジャム兄: 家食でね。
ひとみ店長: そうですね。ウーバー配達員の人とかも、仕事が少なくなったり、ノウハウやスキルがあってもオーダーが入らないという状況があるのかもしれません。勝手なイメージですけど。
ジャム兄: そうなると、例えばセブンイレブンがそういう配達員を受け皿にするというのもあるかもしれませんね。
ひとみ店長: そうですね。大手ができることと、個人店ができることは全然違うし、役割が違うと思います。逆に個人店は、大手ができないようなニッチなところ、例えば国産小麦を使ったり、健康に優しいというコンセプトをしっかりと打ち出して、素材一つ一つにこだわることが大切だと思います。
ジャム兄: 賞味期限を伸ばしたり、保険をかけて腐らないようにするのが大手では重要ですけど、個人店はそういうのを入れずに、焼きたてをすぐに売って食べてもらう、という価値が全然違うんでしょうね。
ひとみ店長: そうですね。日持ちが必要な人は大手の商品を買えばいいし、素材だけのものを食べたいという人は個人店の商品を選ぶ、という住み分けができていると思います。
実際、ひとぱん工房に毎週来てくださる方は、多分スーパーのパンとかはあまり買わない人が多いんじゃないかなと思います。
ジャム兄: 絶対に食べないとか、頑なな考えじゃなくて、食べたいものを美味しく食べるのがいいと思うんですけど。
ひとみ店長: ということで、今回もありがとうございました。