バターが入りません・・・

hitopan

みなさん、こんにちは。
今日は、最近お店で直面しているバター不足の問題について話したいと思います。

昨年の12月、バターの価格が急騰し、その入手が難しくなっている状況をお伝えしました。
私は、クリスマスケーキなどの季節的な需要の高まりが原因だと考えていました。
しかし、2月のバレンタインシーズンにもこの状況は変わらず、バター不足は続いています。
卸業者さんから聞いた話では、多くの人がバターを買い溜めしているようです。

私たちのお店では、バターはあんバターなど、一部の商品にしか使用していません。
しかし、この不足により、通常の仕入れが難しくなり、少しでもストックを確保しようと努力しています。
興味深いことに、バター不足の背後には、酪農業界の変化があります。
昨年末には、いくつかの大きな酪農業者が閉業したと聞いています。
これが原料の牛乳の供給不足を引き起こし、結果としてバターの生産量が減少していると思います。

私が感じるのは、現代の消費者の傾向として、牛乳の消費が減少していることです。
参考:https://www.alic.go.jp/koho/kikaku03_000743.html

酪農業界からは、もっと牛乳を消費してほしいという声が上がっていますが、私はこの状況に対して少し違和感を感じています。
私たちの工房では、美味しさを求める一方で、健康に配慮した選択も大切にしています。
そのため、将来的には牛乳やバターの使用を減らし、代替品への移行も考えているというお知らせです。

このバター不足の問題は、私たちだけでなく、多くのパン職人や料理人にとっても課題です。
私たちはこの状況を乗り越え、お客様に安全で健康的な、そして何よりも安心できるパンを提供し続けるために、日々努力してまいります。

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ひとぱん工房の冷凍便

オンラインショップでは、店舗でしか味わえなかった手作りパンを「冷凍」でお届けいたします。
冷凍だからこそ、風味を極力逃さずに遠方の方でも焼きたてのような味わいをそのままにお楽しみいただけます。
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国産小麦100%のパン屋
国産小麦100%にこだわり、熊本と北海道から厳選した小麦を使用する「ひとぱん工房」は、毎週土曜と日曜日のみオープンする手作りパンのお店です。東京や大阪の有名店で10年以上修行を積んだ女性店長が、香り高い素材を引き立てるこだわりの製法で丁寧に焼き上げています。砂糖はミネラル豊富な鹿児島県産の粗糖、塩には沖縄県産のシママースを使用し、素材の旨みを最大限に引き出したパンをお届けします。小麦の豊かな風味とふんわりとした食感が特徴で、どれも素材本来の味わいを存分に感じられると思います。
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