揚げカレーパンは油の塊!?現役パン屋の経営者が語る暴露話

油の消化はカラダにとっては大変で、胃や腸が弱い方はカレーパンは食べれないという方もいらっしゃると思います。
揚げカレーパンは良い悪い別として、どうしても油の塊になってしまう食べ物です。
カレーフィリングの油とは別にショートニングやラードもような固形油脂を使ってカラリと揚げてたりします。
カレーパンを揚げることが当たり前の修行時代

私もパンの修行をしていた時期にショートニングを溶かして揚げ油にして、冷まして固めてを繰り返してしました。
油の色が白から濃いオレンジになれば、そろそろ替えのタイミング。なんていうこともありました。
揚げ油が液体ではなくショートニングにしているのは、パンがいつまでもサクサクカリッとする効果があるからです。
油より安価なこともあり、使いまわせば原価が大きく下がるうえに美味しいという経営者にとってはありがたい材料なのです。(経営者にとっては)
今思うとゾッとしますが、当時はカラッときつね色に揚がったカレーパンやドーナツを見て、私も食欲をそそられたものです。
その頃から比べると色々と知識をつけたので、今では「美味しい」だけよりも「カラダに優しくて美味しい」を選ぶ必要があると思います。
カレーパンの主役はパンじゃなかった!?
日本では人気のカレーパンなので、パン屋さんの店名にブランジュリー(フランス語)やバックステューブ(ドイツ語)と付いていても「一番人気はカレーパン!」なんて話も聞くくらいです。
それは、パン屋にとっては、嬉しかったり…はたまた悲しかったり。
というのも、パンチのあるカレーがパンの粉の香りやら旨味やらをすべてかき消してしまい「とにかく主役はカレーの味がどうか!」ということになりがちで、パン生地自体のこだわりが伝わりにくいんですよね。
カレーパンはパンの食感とカレーそのものの味を楽しむパンであり、もしカレー専門店が作ったカレーパンがあるとするならパン屋さんを超える可能性は十分あると思います。
カレーが好きな方も多いですし、生地が厚くてもちっとしているとか、周りの衣がガリガリで楽しいとか個性はある程度あるとしても、中身のカレーが美味しければ美味しい!が成立しやすいパンなのです。
カレーフィリングについて

その主役である中身のカレーフィリング(具材)にぜひ注目してほしいのです。
パン業界に10年以上携わってきた私の知る限り、大量生産しているようなカレーパンの中身や一般のパン屋さんでも使用している市販のカレーフィリングは、油と添加物の塊であることが多いです。
フィリングはまだマシで…市販のカレールーは1/3以上油であり、もちろん添加物も多いです。
自家製カレーパンといっても、市販のルーを溶かし作っているようでは市販も手作りも同じこと。
カレーという食べ物自体にもともと油が多いというのもありますが、添加物が色々入るのはあまり良い気がしません。
パン屋さんではカレーフィリングをパン生地に包めるように固めのルーに仕上げているのですが、固さをつけるため加工デンプンなどの添加物が含まれたり、美味しいと感じてもらうためのエキス・香料・カラメル色素なども入っている事が実は多いのです。
袋売りしているコンビニやスーパーのカレーパンには、フィリングの中身の添加物を事細かに表記はしていません。
なので消費者側が賢く生きなくては、カラダにとってあまり喜ばしくないものが知らず知らずのうちにあなたや、あなたのお子様に摂取されることになります。
今の世の中、添加物を100%避けることはかなり難しいですが、選択できるのであれば選択してほしいと思っております。
自分の未来、愛する家族の為に…。
ひとぱん工房のカレーぱんはどうなの?
ここまで書いてきて、ひとぱん工房で販売しているカレーぱんはどうなのか?と疑問に持たれると思います。
当店のカレーは、スパイスから仕込んだ本格的なカレーぱんを販売しています。
(ちなみに、カレーぱんの「ぱん」は平仮名。国産小麦のぱんなので、平仮名表記にこだわっていますw)
「バターチキンカレー」と、「スパイシービーフカレー」の2種類。
どちらもそれぞれ10種類以上のホール・パウダースパイスを使い分けて仕込んだ自信作です!
「カラダに優しいパン」というコンセプトからずれないように、パン生地の存在が消えてもちゃんと国産100%で、加工物のない素材しか入っていないという安心をご提供しています。
また揚げずに焼いているので、とってもヘルシー。油含有量を大きく減らすことに成功しています。
カレーパン1つとっても、安心して食べていただけるような、そんなお店でありたいと思っております。