銀河コーヒーさんにコーヒーについて色々聞いてみた
銀河コーヒーさん:前回もお菓子の試作品を頂いたんですけれども、今回はどういった点が改良されていますか?
ひとみ店長:やっぱり銀河コーヒーさんの“銀河のカラー”を入れた方がいいだろうということで、カラーを取り入れてみました。
今回、袋の中に2種類とも入っていて、結構ボリュームもありますし。
銀河コーヒーさん:また、無茶な価格交渉にもね、原価高騰の中、聞いていただいて、できるだけ良い価格でボリュームのあるものをご提供させていただけると思います。
ひとみ店長:ちょっとだけ入れてても寂しいですもんね。
銀河コーヒーさん:銀河のようにたっぷり入れてください。銀河の星々のように。
ひとみ店長:銀河コーヒーさんのコーヒーは、ネットで購入される方が多いですか?
銀河コーヒーさん:ほとんどは、ネットです。
うちのコーヒーは“スペシャリティコーヒー”というものを使っているんですけれども。スペシャリティコーヒーっていうのは、例えばブラジルの農園のコーヒーであれば、何十万もの農園から集められた豆が、東京ドームみたいなところに集められて混ぜられます。
そしてランク付けされるんですが、ブラジルの場合、トップのランクは「ナンバーツー」なんですね。
ナンバーワンを付けてしまうとブラジルのプライドが傷つくから、ナンバーツー止まりにするという話もあるんですが(笑)。
ただ、その集められた豆は農園ごとにレベルが違うんですよ。
甲子園で例えるなら、一回戦負けのチームから決勝に進むようなレベルまで、農園の品質が違うんです。
これまでは全部ごちゃ混ぜにされていたんですけれども、やはり良い農園は良い豆を作っているので、今の流通や情報が発達したことで、そういったトップレベルの農園の豆に注目するようになりました。
スペシャリティコーヒーというのは、その中でも特に優れた農園のトップレベルの豆を取り扱うものです。
ひとみ店長:なるほど!
銀河コーヒーさん:コーヒーは焙煎すればするほど黒く焦げていきます。
どれだけ良い豆でも、全部焦げてしまえば、鑑定士でも味が分からなくなるんですね。
最初、コーヒー豆は白いんですが、その白い状態が一番独自性があります。
そして焙煎が進むにつれて味が変化していきます。
浅煎りは、焙煎を抑えた状態で、すごく酸味が強いんですよ。
最近はこの浅煎りが若い方を中心に流行っているんですが、昔ながらの喫茶店で少し焦げ感のあるコーヒーを飲んでいた方には、「こんなのコーヒーじゃない!」という話も出てくるんです。
うちの場合は、スペシャリティコーヒーを取り扱っていますが、適度に焦げ感を出しています。
それでも良い豆だと特徴が残るんですよね。
なので、焦げ感を少し出しつつ、コーヒーマニアではない、コーヒー好きの方々にも老若男女問わず楽しんでいただけるようにしています。
ひとみ店長:こだわりですね!
銀河コーヒーさん:日本を探しても、うちにしかない豆がたくさんありますよ。
今、70種類くらい取り扱っているんですが、そのうち20種類くらいは国内でもうちでしか見かけない豆なんです。
ひとみ店長:20種類も!すごいですね。
銀河コーヒーさん:はい。農園は国ごとに何十万もあるので、隠れている良い農園もあるんですよ。
コネクションや仲介を通じて新しい豆に出会うことも多いですし、こちらの要望を伝えて探してもらうこともあります。
ひとみ店長:銀河コーヒーさんの名前の由来も素敵ですよね。
銀河コーヒーさん:ありがとうございます。
銀河には無数の星々がありますよね。
コーヒーも同じで、たくさんの種類の豆があって、新しい豆や味が次々に生まれていく。
その新しい星々を探して皆さんにお届けしたいという思いから、「銀河コーヒー」という名前を付けたんです。
